はじめに
どちらかというと文系が苦手なので消去法で理系にいき、今はガテン系の@fwhx5296ことShigeです。
そんな私ですが、今から紹介するアプリの将来性や快適性、そして独創性にはただただ驚くばかり。
「Tydlig」を使ってiPhoneだけで数学の多次数方程式のグラフを書いてみたよ
そのアプリとは、先日長々と紹介させてもらったこちら。
そのエントリーがこちら。
[iPhone][アプリ]無限の可能性を感じる算数から数学に生かせる秀逸計算機に驚愕した件 | ツインズパパの徒然日記 Ver.2
「Tydlig」 …
二次方程式y=x^2 (x^2 とは、Xの2乗のこと)では、下図のように上に開いた放物線を描くことはなんとなくわかると思います。
では、自己満足の世界ですが、3乗、4乗、5乗と多次数の方程式がどんなグラフの形状を描くのか。
このアプリを使うとすぐわかるので少しは数学の役に立つ可能性はあるのではないかと思った次第です。
では早速描いてみましょう。
三次方程式では
三次方程式もご存じの方は多いと思います。
y=x^3+x^2
こちらのグラフを「Tydlig」を用いて描いてみたいと思います。
▼まずは完成形が下図。
▼変数「x」の代替えとして「2」を用いることにします。
数字の「2」をタップ後、①フォルダーアイコンをタップ→②x^yをタップします。
▼「3+」とタップ後、余白をタップ。「2」を長押しします。
▼指先メニューが出てくるので、矢印アイコンをタップします。
▼新しく出てきた「2」を長押しして、ドラッグして、右図(下図)のように一番右にドロップします。
▼続きを入力して、最後に「=」をタップ。答えが「12」となります。
▼余白をタップ後に、変数「x」と見立てた「2」を長押しして、「グラフ」アイコンをタップ。
▼グラフが描画されるが、x=0以下が描かれていません。③の「x=0」をタップし「x=-5」に変更します。
▼同様に「x=10」を「x=5」に変更します。すると先ほどの完成形のグラフが描かれます。
▼矢印の「2」をタップ後に「+1」を追加入力すると答えとグラフが更新されます。
▼「1」を「3」に更新すると、答えとグラフもリアルタイムに更新されました。
▼「x=2」をタップ後、スライダーアイコンをタップします。
▼「x」の値を変化(スライド)させると、答えとグラフがリアルタイムに更新されます。
四次方程式では
▼上記と同様に入力します。
▼「x^4+x^3+・・・」と入力中。
▼「y=x^4+x^3+x^2+x」
▼「x」に見立てた「2」を長押しして、「グラフアイコン」をタップします。
▼グラフが描かれました。
▼見栄え良くします。
これが「y=x^4+x^3+x^2+x」のグラフです。
五次方程式・六次方程式では
▼五次方程式のグラフ。「y=x^5+x^4+x^3+x^2+x」
▼見栄え良くしてみます。奇数次式方程式は階段状のグラフです。
▼六次方程式のグラフ。「y=x^6+x^5+x^4+x^3+x^2+x」
▼見栄えよくしましょう。
▼偶数次式方程式は上向きに開くグラフです。
おわりに
あまり意味の無いことを試してみましたが、さすがに六次方程式までグラフを描いた人はそうそういないと思います。
そんなグラフも簡単に描くことができる「Tydlig」って面白いですね。
頭の体操的にもっといろいろ研究してみたいと思います。
オススメですよ。
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