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土木のお話 第3回目 -コンクリート-


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みなさん“ご苦労様です!”

ご存じの方のほうが多いと思いますが、

コンクリートを流し込むことを何というかご存じですか?

そうです!

「コンクリートを打つ」

「コンクリートを打ち込む」

「コンクリートを打設する」

などと言います。

なぜ“流し込む”のではなく“打つ”のでしょう。

その理由は、

昔、コンクリート製の構造物や建物がまだ少なかった頃は

生コン工場もなく、コンクリートは現場の職人さんや

専門業者の手によって現場で練られていました。

当然、今みたく機械はありませんから手練りです。

みなさんコンクリートを手で練ったことはありますか?

これがきつい!(;´Д`)

そして、今のようにバイブレーター(棒状の振動するヤツ)が無かった為、

竹の棒で生コンを突っ付いたり、木づちで型枠をたたいたりしていたのです。

それで、コンクリートを「打つ」というようになりました。

今ではバイブレーターという優れた機具が開発されて、

竹の棒に代わりましたが、呼称はコンクリートは「打つ」です。

流し込んだだけでは駄目です。

今では生コンクリート工場が出来て

そこから生コン車(荷台がグルグル回っている車)に練ったコンクリートの乗せて

現場まで運んできます。

低い場所ならそのまま生コン車から打設できますが

高い場所ならどうしましょう?

今では便利なものが出来てポンプ車というものがあるのです!

このポンプ車が高いところまで生コンクリートを運んでくれるのです。

便利ですね。

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コンクリートは「生コンクリート」というくらいですから

生ものなんです。

丁寧に優しく扱わないと、品質のいいコンクリート構造物が打てないんですよ(笑)

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