みなさん“ご苦労様です!”
どこの業界でも決まった挨拶があります。
芸能界でいえば、時間に関係なく“おはようございます!”ですよね。
建設業では“ご苦労様です!”です。
「ご苦労様です」は他業種でも多いです。
一日に何度会っても、ご苦労様です!
数分後に会っても“ご苦労様です!”
ちょっと極端ですが・・・(笑)
挨拶の話は置いといて
今日の土木のお話は【構造物工】です。
構造物といえば、まず最初に出てくるのがコンクリート構造物。
社会整備に一番多く使用される材料がコンクリートです。
なぜコンクリート構造物が多いかというと安価だからです。
生コンクリート組合や地域によるもの、またコンクリート自体の強度
(強さや硬さ)によっても価格が違いますので一概には言えませんが、
だいたい1m3(土木では「1リューベ」と読みます)1万円~2万円です。
重さにすれば、だいたい2.5トン。
1m3、2.5tが1万5千円くらいで購入できれば安いですよね~!
※参考※
鉄筋コンクリート:約2.50t/m3
無筋コンクリート:約2.35t/m3
そんなコンクリートの中に入れて構造物を強くするものが鉄筋です。
鉄筋コンクリートの詳しい話はまた後日ということで
今日はその鉄筋の保管方法について気をつけなければいけない
チェックポイントを記載したいと思います。
<<<鉄筋の保管方法について>>>
【チェックポイント】
・鉄筋は直接地面に置くのではなく、枕木や端角(バタカク)等を敷いて地面から離して保管しなければなりません。
【解説】
・鉄筋を直接地面に置くと、鉄筋に付着した泥やゴミがコンクリートの中に混ざってしまいます。
・降雨にさらされると鉄筋が腐食してしまいます。高品質な構造物を築造するためには、降雨等から守るためにブルーシート等で覆います。
・腐食防止材料にて予防措置を施す。(最近は色々な材料が取り扱われており、鉄筋が錆びにくいものもあります。)
こんな防錆剤もありますよ。
下の写真は、橋梁を造っているところです。
みなさんが通っている道路の下はこんなに鉄筋が入っているんですよ。
驚きですよね~!
私もびっくりです(;゜Д゜)
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