はじめに
いよいよApple Watchの販売が始まろうとしています。 私は懐事情や家族の手前、今回はスルーさせていただくことにきめました。 発売日翌日が誕生日の@fwhx5296ことShigeです。 誰かプレゼントしてくれないかなぁ。
一日60円でApple WatchをレンタルできるのであればO.K.かな?
こちらの記事に興味ある内容が書かれていました。
Apple Watchの貸出サービスが開始される意外な理由とは? – GIGAZINE
貸出サービスを開始する理由は、Apple Watchがすぐに次世代製品と競合できない時代遅れのものになり、次世代製品の登場で起きる、大きな価値の低下を防ぐことができるからです。Apple Watch Leaseは10カ月150ドル(1万8000円)という値段でサービスを開始する予定で、購入する人は安くても4万円程度する新品を買うよりも借りたほうが安く済む上に、次世代モデルの登場で所有しているApple Watchの価値が下がってしまうというような事態を避けられるというわけです。
一日当たり60円の根拠は、10ヶ月1万8000円なので、1ヶ月1800円。ということは一日当たり1800円/30日で、60円ということになります。
下記のグラフはApple Watch LeaseがApple製ではない製品の「Time」と「Buyability」をプロットしたもの。
普通の製品では経年変化で価値が下がるという一般的なグラフです。
車にしてもパソコンにしても、時間が経過すると製品自体も古くなるし、新製品も発売されますから、そのもの自体の価格(価値)が下がるのは容易にわかります。
iMacを「Time」と「Buyability」の観点からグラフ化すると下記のようになります。3つ並んだ線は上から最新モデルを示しています。iMacは3年前のモデルでも最新モデルと性能に大きな違いがなく、グラフは時間と共に緩やかな曲線になっていて、時間が経過してもBuyabilityの減少はわずかです。
私はiMac Retina 5Kディスプレイモデルを持っています。長期間使用しても価格(価値)が下がりづらいというのは愛用者にとっては嬉しいですね。 やはり、Appleの代表する製品と言っても過言ではないため、長いスパンで人気を維持しているのでしょう。
MacBookはiMacと比べると製品寿命があまり長くないとのこと。なぜかと言うと、最新モデルに価値のある特徴・機能が加えられるため、最新モデルが登場すると既存モデルのBuyabilityは急激に下がります。
私もMacBook Airを持っています。 人気機種ということと最新技術が投入それやすいことを考えると、価格(価値)を維持することは難しいのかもしれません。 Appleファンは新しいもの好きということもいわれますし、短サイクルで買い替える方も多いのも理由の一つなのでしょう。 しかし、他のWindowsパソコン等と比べると人気機種ということもあって価値の下がり具合は、それほどでもありません。
iPhoneの製品寿命はMacBookよりもはるかに短く、次世代のiPhoneが発売されると、Buyabilityがより高い位置にプロットされます。これは、次世代のiPhoneが常に価値のある機能・特徴を追加しているからです。そのため、時間が経つと急激にBuyabilityが低くなります。古いiPhoneは新iPhoneと競合することは難しいということです。
私もそうですが、iPhoneは毎年買い換えます。 他のデバイスに比べてそういう方が多いのが、急激に価格(価値)を下げている理由でしょう。 iPhoneは他のデバイスに比べて、触ってる時間が長いため、最新機種が発売されたら買い換え意識が高まるのでしょうね。
では、Apple Watchはどうなっているのでしょうか。Apple Watchは非常に短い期間で、次世代モデルがリリースされると考えられているのでBuyabilityは下がりやすくなり、大きな変更が加わることで、既存のApple Watchよりも高い位置でBuyabilityがプロットされる予想です。数年間後には初代モデルになかった機能・特徴が次々と追加される可能性があり、これはiPhoneのグラフと少しだけ似ています。iMacやMacBookのように、数世代古くても現役として利用できる、という状況になるには時間が掛かりそうです。
未発売のApple Watchですが、完成品と言えども、まだまだ発展途上の段階にあるウェアラブルデバイスと考えてます。
グラフを見てもわかるように、短期間で最新技術が投入され、サイクルもiPhone同様、毎年新Apple Watchが発売される確率は高いと思われます。
Apple初のウェアラブルデバイスということもあり試してみたいという意識はあるのですが、価格もそれなりで、バッテリーや最新機種の投入サイクルなど懸案事項も多々あります。
ということで、今回はスルー。
しかし! レンタルできる! それも一日60円程度! ということであれば、買い換えるときも気軽に対応できますし、何より一般サラリーマンのお財布にも優しい。
日本でもレンタルが開始されることを期待したいなぁ。
でも、毎日身につけて生活するものだから、傷や故障などの保証という意味では、もう少し高くなりそうな予感はします。
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