はじめに
「iOS 7」の劇的な進化に胸躍らせている@fwhx5296ことShigeです。
WWDC2013で発表された「iOS 7」の劇的進化に感激
今年のWWDCで発表された内容は大きく
・OS X Mavericks
・新MacBook Air
・新Mac Pro
・iOS 7
でした。
中でも「iOS 7」の所謂フラットデザインを用いたUIを始めとする劇的な進化には驚くばかりです。
一般ユーザーが使えるようになる今年の秋が待ち遠しいです。
こちらがその「Apple Introducing iOS 7 – Official Video」
WWDC2013で発表以来何度も見ているこの動画。
その中で気付いたのがiPhoneに表示されている【9:41】という時間です。
なぜ中途半端な【9:41】なのか。
Appleファンであれば知ってる方も多いと思いますが、私みたいに知らない方がおられるかもしれないので調べてみました。
Appleがこだわる【9:41】のヒミツ
▼こちらがiOS 6の時計アイコンです。iOS 6では 10:15になっています。
しかし「Apple Introducing iOS 7 – Official Video」を見てみてみましょう。
要所要所でスクリーンショットを撮影しています。
▼家族か友人同士での団欒で表示されるiPhoneの時間は午後9:41です。
▼団欒シーン部分だけが午後9:41です。
ことごとく【9:41】ですね。
調べた中で納得させられたエントリーがこちらです。
DESIGN ARCHIVE – BLOG: 午前9時41分、Appleが止めた時間の謎。
プレゼンテーションでプロダクトを大きくお披露目する時間を、約40分で発生するようにkeynoteをデザインし、スクリーンに映し出されたときに観客の時計とズレがないようにしていたらしいのですが、ピッタリ予定通りに行かない事を見越して数分追加した時間なのだそうです。
この40分に対し、スコットは「secret magic time」と名付けていたそうです。
エントリーの中で出てきた内容で「2007年のMacWorld」の開催時刻は午前9:00です。
その後40分+αで【9:41】だったのですね。
現在のWWDC2013でもその名残で【9:41】表示となっているのかもしれません。
▼2007年のMacWorldの動画がこちら
▼開始後40分の静止画がこちら
▼開始後41分の静止画がこちら
画面の時刻は遠くて見えませんが、Steve Jobsが40分前後にiPhoneを紹介しております。
おわりに
この40分という時間は人間の集中力が持続する限界の時間から来ているのかもしれません。
有名な@yamada_ntさんのホームページを作る人のネタ帳にありますこちら。
参考:集中力が切れたときに集中モードを復活させる行動7つ
セットしたら、その40分はツイッターもFacebookも、はてなも自分のブログも大好きなあの人やこの人のブログも一切見ない時間にする。今年教えてくれた人がいて実践。
これが今のところてきめんの効果あり。
大学の授業も90分で集中40分+休憩10分+集中40分。
サッカーの試合も45分ハーフで集中力がぎりぎり続く時間を設定。
ラグビーの試合(一般の場合)は90分で前半40分+休憩10分+後半40分。
iPhoneの動画やスクリーンショットで表示されている時間【9:41】一つとっても、その意味はとても深いものがあり、知れば知るほどAppleという計算去れ尽くした奥深い会社に興味は尽きません。
ますますAppleの作品が、Appleが好きになった@fwhx5296ことShigeです。
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