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[スマートハウス]太陽光発電システムに家庭用蓄電池システムなど我が家もいよいよスマートハウス化に着手です


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まえまえから考えては悩んで、悩んでは諦めての連続だったスマートハウス化。
いよいよ我が家も着手することに決めた、@fwhx5296ことShigeです。
きっかけは、太陽光発電と蓄電池のセールスマンです。
 
今までの私は、電話や話があっても「間に合ってます」とお断りしていました。
なぜなら、メリットやデメリットをきっちり調べもせずに

  • 屋根に負担がかかる
  • 売電してもたかが知れている
  • 売電期間も10年で本当に元が取れるのか
  • メンテナンスが大変
  • 維持管理費が高い

など喰わず嫌いというか、話を聞かず嫌いでした。
 
しかし、セールスマンがやってきて詳しい話を聞かせてもらうと、なるほどと思わせるところも多々ありました。
当然、セールルマンの話術に乗せられた部分もあるかもしれません。
でも、自己責任で決断しました
 
決して安い買い物ではありません。
今後10年、20年、いや30年(生きていればw)この家に住み続けなければなりませんからの決断です。



太陽光発電システムに家庭用蓄電池システムなど我が家もいよいよスマートハウス化に着手です

※こちらに掲載しているデータは私が調べたものです。
 個人住宅を対象にしており、もしかして間違ったデータを用いている可能性もあります。
 よって、参考程度に見ていただいて、実際にスマートハウス化される方はご自身でしっかり調べた上ご検討ください。
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スマートハウス化に着手した理由

私としては、毎月かかる電気代(固定費)を如何に抑制するかが課題と考えました。
ならば、太陽光で自家発電して電気を自給自足すれば、電気代が節約できます。
あるいは売電して電気代に代替えすることもできます。
 
視点を変えて、地球規模で考えてみます。
近年、温室効果ガスなどによる地球温暖化が大きな問題となっている中、環境改善にも一役買うこともできます。

 
ちょっと難しい話になります。
2015年12月、フランスで、京都議定書に代わる枠組みとして196の国と地域が「パリ協定」を締結しました。
これにより、各国はCO2などの温室効果ガスについてそれぞれ削減目標を掲げ、5年ごとにその進ちょく状況を報告することが法的に義務付けられたのです。
日本も例外ではなく2013年度に比べ、2030年度までにCO2などの温室効果ガスを26%(約3億6000万トン)削減することを目標に掲げています。
 
そのカギを握るのが、家庭の「クールチョイス」です。
工場などの産業部門はCO2の排出量について1990年度の約5億トンから、2014年度には約4.3億トンまで減らしていますが、家庭部門では約1.3億トンから約1.9億トンと逆に増加しているとのことです。
環境省は2030年度の削減目標達成のためには、家庭部門では2013年度に比べ、約40%の削減が必要だとしています。

 

毎月徴収されている再エネ賦課金

上記を踏まえ、個人的な思いという前提でお話します。
今後、パリ協定を始めとする国際的なルールを守るためには、どんな形になるかわかりませんが、ある程度家庭にも負担が強いられると思います。
たとえば、消費電力が多い家庭には、それに比例して賦課金が課せられるなど。
悪い言い方をすれば、地球温暖化に加担しているという考え方です。
 
また、現在でも課せられていますが再エネ発電賦課金というものがあります。
これは、私は知りませんでした。勉強不足でした。
 
こちらのリンク先は、私が住んでいる中国電力のものです。
皆様、それぞれ住んでおられる地域の電力会社で検索されるとヒットすると思います。
 

再生可能エネルギー発電促進賦課金
再生可能エネルギーの固定価格買取制度では,月々の電気料金の一部として,買取りに要した費用を「再生可能エネルギー発電促進賦課金」とし,電気のご使用量に応じてすべてのお客さまにご負担いただきます。

 
要は、「各家庭が売電した電気、すなわち電力会社が買い取った電気料を各家庭で負担してね。」というものです。
この買取価格の「各家庭負担金=再エネ賦課金」は時系列でみると徐々に値上げされているのです。
 
▼平成29年6月の電気使用量。季節は春なのでそんなに電気料は高くありません。
 自宅は太陽光発電をしているわけでもないのに再エネ賦課金を徴収されています。その金額は1,681円です。電気代の13.8%です。
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図-1

 
▼これは、私の自宅における平成29年2月の電気使用量。
 季節は冬で暖房はエアコンで賄った結果です。高いw。再エネ賦課金は2,074円。電気代の13.2%です。
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図-2

 
私の契約種別である「ファミリータイム(プラン1)」で、中国電力の再エネ賦課金の推移を見てみます。
単位は、1kWh当たり○○円です。

  1. 平成24年(平成24年8月分~平成25年3月分) 0.22円/kWh
  2. 平成25年(平成25年4月分〜平成25年4月分) 0.22円/kWh
  3. 平成25年(平成25年5月分~平成26年4月分) 0.35円/kWh
  4. 平成26年(平成26年5月分~平成27年4月分) 0.75円/kWh
  5. 平成27年(平成27年5月分~平成28年4月分) 1.58円/kWh
  6. 平成28年(平成28年5月分~平成29年4月分) 2.25円/kWh 図-2⇒1,641×2.25=3,692円
  7. 平成29年(平成29年5月分~平成30年4月分) 2.64円/kWh 図-1⇒637×2.64=1.681円

上のリストでわかるように、再エネ賦課金が5年間で1kWhあたり10倍以上値上げされているのです。
5年間で、より多くの方が太陽光発電により電力会社に売電した結果、その買取価格の支払いを電気使用者である我々一般庶民が負担させられているのです。
てか、これは「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」と言ってルール化されているものです。

「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」とは
 
再生可能エネルギーの固定価格買取制度は、再生可能エネルギー源(太陽光、風力、水力、地熱、バイオマス)を用いて発電された電気を、国が定める固定価格で一定の期間電気事業者に調達を義務づけるもので、2012年7月1日にスタートしました。
電気事業者が調達した再生可能エネルギー電気は、送電網を通じて私たちが普段使う電気として供給されます。このため、電気事業者が再生可能エネルギー電気の買取りに要した費用は、電気料金の一部として、使用電力に比例した賦課金という形で国民の皆様にご負担をお願いすることとなっております。

 
今後、ますます売電量は増加し、再エネ賦課金も値上がることは想像に難くありません。
要は、毎月の電気使用量に賦課されるので、電気を使わなければ支払う料金も抑制できます。

 

太陽光発電システムに加え蓄電システムも導入した理由

太陽光発電システムで、家庭での使用量以上の余剰電気は電力会社に売電すれば節約できます。
しかし、経済産業省資源エネルギー庁のこちらのページを参照するとわかります。
電気の買取単価は以前に比べて徐々に下がっています。
※ただし、調達期間は最長10年間。

  1. 【平成24年度の価格(調達価格1kWh当たり)】42円
  2. 【平成25年度の価格(調達価格1kWh当たり)】38円
  3. 【平成26年度の価格(調達価格1kWh当たり)】37円
  4. 【平成27年度の価格(調達価格1kWh当たり)】35円
  5. 【平成28年度の価格(調達価格1kWh当たり)】33円
  6. 【平成29年度の価格(調達価格1kWh当たり)】30円

上記、再エネ賦課金と比べると一目瞭然ですが、こちらは年々下がっています。
電気の買取価格は、5年間で約30%の値下げです。
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おわりに

ここ5年間で見てみましょう。
 ◆再エネ賦課金(支払い)は10倍に上がりました。
 ◆売電による電力会社による買取価格は30%下がりました。
 
さらに、今後、売電量は増加します。
そうすると、買取価格が下がることは想像に難くありません。
 
そして、電力会社による買電調達期間は10年です。
10年後は、たとえ売電しても雀の涙ほどの価格となります。
ということは、売電するよりデイタイムは自宅で使って使用電力を減らしたほうが徳ということになります。
 
さらに、私の電気契約種別は、ナイトタイムはデイタイムの1/3程度の単価です。
なので、夜間(23時〜翌朝8時まで)の安価な時に、できるだけ昼間使用する電気を溜めたほうが徳ということになります。
 
太陽光発電システムは、太陽光が照射されているときしか発電されませんし蓄電もできません。
ということは、蓄電池による蓄電システムで日中に使う電気を溜める。
日中に使用する電気は太陽光発電システムと蓄電池で賄う。
これで月々の電気代がグッと抑えられると思います。
 
自宅に関して。
遅くなりますが、来年にはスマートハウス化が完成すると思います。
なぜなら、ハード的・設備的なものは10月中に完了します。
しかし、中国電力や経済産業省などの手続きにかなり手間がかかるらしいのですw
 
完成した暁には、従前の電気代とスマートハウス化した際の電気代の比較。
あるいは、太陽光発電システムによる節約度など、みなさんに参考になりそうな情報はどんどん公開していきたいと考えています。
よろしくお願いします。

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