はじめに
マップアプリは専ら「Google Maps」を利用している@fwhx5296ことShigeです。
2年前、アップルはiOS 6のデフォルト地図アプリをGoogle Mapsから自社製品に切り替えました。その結果、みなさんご存じの通り大失敗。
同社CEOのティム・クックはユーザに対して公式に謝罪を行い、Mapsアプリの責任者の解雇にも及びました。
そんな影響もあり、個人的に標準地図アプリ「マップ」はほとんど見ていない状況でしたが、今日何気なく眺めていると、なんとこんなところまで考えて作り込んでるんだ!と驚かされました。
標準地図アプリ「マップ」ってすごいんだ!と感激してしまうほどに驚いた件
情報筋によると、昨年のアップルはiOS 7の開発で手いっぱいで、リリースを間に合わせるために自社のMacチームのエンジニアを駆り出したほどらしい。
そのため自社のマップアプリへ十分に注力する時間がなかったのだとも。
しかし、今年アップルは、このマップアプリを大きくアップデートさせ、新機能としてたくさんの機能も盛り込むという情報も出ています。
2013年に複数の地図会社も買収しているのも根拠になりますね。
現段階でいうと、使いやすさや見やすさに関しては「Google Maps」が有利かと思いますが、iOS 8ではどんなサプライズ機能を盛り込んでくるか楽しみです。
そんな標準地図アプリの「マップ」ですが、こんな細部まで作り込んであるんだと驚いた部分がありました。
▼地図を「標準」から右したの「i」をタップして、「航空写真」に変更します。
▼「航空写真」に変更しました。
▼さらにピンチアウトします。すると地球全体が写し出されます。見慣れた地球の全体図です。日本時間14:00前です。
▼そこでぐるぐる東側に回してみます。昼間から夜間への(太陽が沈む)ラインが見えます。丁度このライン上の地区は夕日が見える地区です。ハワイも含まれてます。
▼同時刻アメリカはどんな状況かといいますと、夜です。ライトアップされています。
▼ちなみに「Google earth」はというと、昼夜間はわかりません。
▼2時間後の16:00前です。日没ラインが西側に移動しています。ハワイが夜になっています。
▼20:00過ぎと22:00前です。
▼「Google Maps」の航空写真は球状ではなく平面状になっています。図法でいえば、中学生のときに習った「メルカトル図法」ですね。
▼ちなみに、標準地図アプリ「マップ」を「航空写真」から「標準」に戻すと、「メルカトル図法」になりました。
おわりに
日の出から日没の時刻を加味して、地図アプリの明暗を分けているというところ、ライトアップされた都会の範囲まで描写するという細かいところまでの作り込みは大したものだと感じました。
iOS 8のマップアプリがどのような機能があるか今から楽しみでなりません。
個人的に大変感激したのでご紹介します。
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