はじめに
ウインドウズやMacではATOK一筋の@fwhx5296ことShigeです。
iOSでもATOKがリリースされましたが、サードパーティー製キーボードの宿命なのか、煮詰められていないためか分かりませんが、正直いって使いやすいキーボードとは言えませんでした。
なので、iOSデフォルトのキーボードを使っていました。
しかしタイトルでも書いたように
- インライン入力に対応!
- iPhone 6/6 Plus上で幅寄せオン・オフの設定可能!
- ATOKキー長押しでキーボードから設定を呼び出せるATOKメニューを追加!
- 英語QWERTYキーボードで「確定」キーを押したときに、自動的に空白を挿入しないように変更!
今まで不便だった操作がほぼ解消出来ている内容です。
素晴らしい!ATOK!
待望のATOKインライン入力に対応!実直なまでのアプリ作りに好感度更にアップ!
ジャストシステムという会社は、和製コンピューターソフト開発会社の老舗と個人的に認識しています。
何十年も前からATOK始め、日本語ワープロの雄である一太郎、花子、五郎等多くのアプリケーションを開発されてきています。それゆえ日本国内では大きな会社であると認識していました。
個人的解釈として
「大きな会社」
=「小回りが利かない」
=「エンドユーザーの声が届きにくい」
=「傲慢」
と、勝手に思い描いていました。
(一部極端な考え方ですがご容赦願えたらと思います。)
iOSキーボードがサードパーティーに開放され、鳴り物入りで「ATOK for iOS」がリリースされました。
しかし、当時は期待はずれ、使い物にならない、開発過渡期なのでは、などいろんな理由でバッシングを受けていたと記憶しています。
その後のジャストシステム(ATOK開発陣)の対応は、(Twitterで見る限り)腐ることなく平身低頭、各ユーザーに対して可能な限りの丁寧な回答をされているのを見ていました。
そして、時間はかかるかもしれませんがユーザーが使い易いアプリ作りに邁進する等の意味合いを込めたつぶやきも見た記憶があります。
その結果、本日!
▼バージョン1.2.0でインライン入力対応!
正直言って、まだ時間がかかると思っていましたが、迅速な対応に脱帽です。
▼左がアップデート前・右がアップデート後。
アップデート前は入力文字がテンキーの真上で見づらかった。しかし、アップデート後はライン上(インライン)に入力されて見やすい。
※ただし、iOS 8制限のためか入力文字中青い背景にはなりません。
しかし、制限がある中でもATOK開発陣頑張ってる姿が目に浮かぶようです!
▼設定画面の「キーボードの幅寄せ」→「テンキー」・「QWERTY」で幅寄せ設定できます。
▼私の場合は左手打ちのため、左に寄せています。
▼設定画面がキーボード上で表示できるようになりました。地味に便利ですね。
▼サードパーティー製キーボードの宿命か、インライン入力に対応していないアプリ(連絡先やWord等の他社製)もあります。致し方ないところですね。
▼他主要アプリでATOKインライン入力を試してみました。
メモは当然OK。TweetbotはOK。FaceBookはOK。するぷろはOK。PathもOK。
今のところ問題なく使えそうです。
おわりに
今回の「ATOK for iOS 1.2.0」のアップデートに関して、実直なるアプリの制作姿勢を感じざるを得ませんでした。
殆どのアプリ開発者さんにあてはまると思いますが、アプリ開発に対する姿勢、引いては使用するユーザーに対する誠意が感じられるアプリはずっと使い続けて行こう、応援していこうと思います。
人間は感情の生き物ですから。
ATOK今後も応援するとともにエールを送りたいと思います!
値段が高いので、おいそれと購入できないかもしれませんが、MacやPCで使っているなら是非オススメです。
もしかすると、「ATOK Sync」の搭載も近い?
コメントはまだありません。